感染症情報

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富士市内の定点になっている病院・診療所で診断した各感染症の合計罹患者数です。

サーベイランスコメント

 手足口病の報告数が目立って多く、週を追うごとに増加を認めました。年齢群では、5歳 16.2%(125例)、3 歳 15.7%(119例)、1歳 約14%(108例)と乳幼児を中心に、各年齢での報告がありました。糞口感染を含む接触感染と飛沫感染対策が有効であることから、乳幼児がいるご家庭や保育施設等において、手洗いの励行や排泄物の適切な処理、タオルを共有しないこと等の感染予防対策を行うことが重要です。また、異型肺炎も増加し、20代を除く全年齢での報告はありましたが、若年齢層に多く14歳以下で 約70%(44例)を占めていました。感染様式は飛沫感染と接触感染で、手洗い、うがいなどの一般的な予防方法の励行、タオルの共用は避ける、咳エチケットといった感染対策が推奨されています。
病名 時期・罹患数
39 40 41 42 43
09月4週 10月1週 10月2週 10月3週 10月4週
A型インフルエンザ(確定)  9  2  4  2  27
B型インフルエンザ(確定)  0  1  1  0  1
インフルエンザ様疾患  0  0  1  0  0
プール熱(咽頭結膜熱)  0  0  0  0  0
溶連菌感染症  13  18  5  9  17
感染性胃腸炎  16  7  16  17  11
みずぼうそう(水痘)  0  1  0  2  0
手足口病  210  155  159  155  92
リンゴ病(伝染性紅斑)  5  14  8  14  12
突発性発しん  2  5  6  0  3
百日せき様疾患  0  0  0  0  1
風しん  0  0  0  0  0
ヘルパンギーナ  0  1  3  0  0
はしか(麻しん様疾患)  0  0  0  0  0
MCLS  0  0  0  0  1
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)  0  0  0  0  0
はやり目(流行性角結膜炎)  2  7  5  6  9
ヘルペス様歯肉口内炎  0  0  0  0  2
無菌性髄膜炎  0  0  0  0  0
異型肺炎  18  30  35  38  58
RSウイルス感染症  3  3  0  5  0
疥癬  0  0  1  0  0
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)  273  267  162  133  106

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表中見出し数字の期間

期間
39 令和6年9月23日~令和6年9月29日
40 令和6年9月30日~令和6年10月06日
41 令和6年10月07日~令和6年10月13日
42 令和6年10月14日~令和6年10月20日
43 令和6年10月21日~令和6年10月27日